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健康やダイエットに効果的とされている「酵素」。

しかし、酵素がどのようなもので、どのような働きを持っているかご存知の方はどのくらいいるでしょうか。

酵素とはいったい何なのか、酵素の働きについて解説していきましょう。

 

酵素とは

酵素は、「消化・吸収・代謝」に関わる物質です。

食べ物を消化させたり、消化させた食べ物を分解して栄養素に変えたり、分解された栄養素を体内に吸収させるのが主な酵素の働きです。

 

その他にも、体を作る、免疫力を高める、ホルモンバランスの調整など、様々な体の中で起こる化学反応を行うための材料となっており、生命維持のために必要な物質なのです。

 

実は、酵素は20代をピークに加齢とともに体内で作られる量が減少していくことが分かっています。年をとると代謝が低下するのは、酵素の量が少なくなったり、力が弱くなっていることも原因の一つとなっています。そのため、加齢とともに食事から酵素を摂取することが必要になってきます。

 

酵素の働き

酵素には、大きく分けて2つの働きがあります。

 ①消化酵素

消化酵素は、食べたものを分解する酵素です。酵素はそれぞれ異なる働きを持ち、「たんぱく質を分解する酵素」「炭水化物を分解する酵素」「脂肪を分解する酵素」など、それぞれに専門分野(特異性)を持っています。

 

【主な分解酵素】

  • たんぱく質を分解する 「プロテアーゼ」
  • 炭水化物を分解する 「アミラーゼ」
  • 脂肪を分解する 「リパーゼ」

など

 

 ②代謝酵素

いくら栄養素を摂取しても、体内に吸収されて使われなければ意味がありません。摂取した栄養素を吸収・代謝するのも酵素の働きです。

 

代謝酵素は、吸収された栄養素を核細胞に届け、細胞を入れ替えて体を作ったり、老廃物の排出を促したり、免疫力を高めたりするなど、新陳代謝に関わる酵素です。

 

この2つの働きは、もともと体内に存在している「体内酵素」の働きであると知られています。体内酵素は、体内で生成することができる酵素です。

 

酵素は体内酵素だけでなく、食事からも摂取することが可能です。食物から摂取する酵素のことを「体外酵素」といい「食物酵素」とも呼ばれます。

 ③食物酵素の働き

食物酵素は、消化酵素と同じ働きを持ちます。消化を促し、消化酵素のサポートを行うことで体内酵素を節約し体内酵素量を維持することができます。

 

食物酵素は、生野菜やフルーツ、みそや納豆、チーズなどの発酵食品などで摂取することができますが、熱に弱いのが欠点。そのため調理してしまうと、思ったように摂取量を確保できない場合もあります。そんなときに活用したいのがサプリメント。サプリメントであれば、手軽に効率よく酵素を補給することができるのです。

 

 

酵素と一緒に取りたい栄養素

酵素の働きを高めるために一緒に摂取したい栄養素があります。それが「補酵素」です。補酵素は酵素とくっつくことで酵素の力を引き出します。

 

補酵素には、ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12などのビタミンB群や、マグネシウム・ナトリウム・カルシウム・カリウムなどのミネラルがあります。

補酵素の多くはビタミンなどをもとに体内で生成されます。そのため、偏った食事により栄養バランスが崩れビタミン類が不足すると、補酵素が作られなくなり、酵素の働きを低下させることにもつながるのです。

 

米麹は酵素を摂取するのに最適

麹には30種類以上もの酵素が豊富に含まれています。それだけでなく、麹菌は代謝の過程で補酵素の元として必要なビタミンB群を生成するため、酵素の働きも一層高まるといった、酵素を補給するために最適な食品なのです。

 

米麹が入ったプロテインDr.KOUSO